スクープ 社会 人権・環境 経済・生活 政治 国際 お役立ち ひと・インタビュー くらし 芸能・文化 スポーツ レジャー 若者・子ども 連載 赤旗 科学 日本共産党
#日本共産党 #選挙 #レシピ #映画 #音楽 #戦後80年 #文学 #読書 #旅 #経済これって何

日曜版  |  記事

奥本大三郎「ファーブル昆虫記」の世界 -最終回-ツチハンミョウ
生き残るチャンスは一度きり

メイン画像

絵・見山博

ツチハンミョウという甲虫を知っているかな?
 「ハンミョウ」とついているけど、きれいなハンミョウとは全然違う姿をしている。ふつうのハンミョウは、山道や田圃(たんぼ)道にいて、パーっ、パーっと飛びながら、道案内をするように飛んでいく、きれいだけど、肉食で、おそろしい甲虫だ。
 「ツチハンミョウ」の方は、全身青黒い色をしていて、丸っこい、鈍重そうな体つきだ。ちょっと“気持ちが悪い”という人がいるかもしれない。羽は洗濯のしすぎで縮んだように短いし、腹はぼってり。おまけに、足の関節から、機械油のような液を出す。この液が手につくと、嫌な匂(にお)いがなかなか消えないんだ。

シラミのよう
 見かけは、こんなふうに、あんまりパッとしないけれど、その生態は、冒険の連続で、スリルに満ちているんだよ。

購読申し込み

ログインする

前の記事 次の記事

一覧へ戻る