古稀記念コンサートで歌う渡辺さん=2025年12月、東京芸術劇場(撮影・加藤孝)
渡辺えりさんが8日と28日にコンサートを開きます。テーマは平和の祈り。みんなで歌って、憂うつな時代を吹き飛ばします。
大塚武治記者
山形の高校時代から歌手活動をしている渡辺さん。8日はシャンソンや「レイニー ブルー」「ラブ・イズ・オーバー」など昭和のヒット曲、いま夢中になっている韓流ドラマの主題歌も原語で歌います。
「韓流ドラマは私が小さい頃のような情の濃さがいいんです。女性たちがみんな世話焼き。『おなかはすいてない?』『キムチ、食べなさい』とか山形の人みたい(笑)。それと、女性にちゃんと意思があって、はっきりノーと言うところも好き」と渡辺さん。
28日はピアソラのタンゴも歌唱。「チキリン・デ・バチン」は貧しい花売りの少年の孤独と悲しみを歌います。
「50年以上、平和を願って歌ってきましたが、男女平等にならず、戦争はむしろひどくなっている。改憲の動きも怖い。重苦しい時代だからこそ愛の喜びや慈しみ…、目には見えない優しさを届けたい。ひとときでも心を解放して笑い、未来を語り合いましょう」
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