イラスト・鴨下潤
「長阪先生って、いい感じで冷めてますよね」。ある年の保護者懇談でかけていただいた声です。何だかその時、妙にうれしくなったことを覚えています。その方は、土曜参観で行った家庭科の授業を見て、そう思われたようです。
その授業は初めてのソーイング(裁縫)で玉止め、玉結びを行いました。30センチほどある授業用の模型の針と毛糸を使って“熱く”説明した後、全くできなかった5年生の時の「長阪少年」の話をしました。教室は笑いに包まれながら、保護者の方も交えてみんなで玉止め、玉結びをしました。その時の説明と長阪少年エピソードの落差から、「いいあんばい」と感じられたようです。保護者の声は明日の授業の活力になります。
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