撮影・細野晴規記者
ドキュメンタリー映画「百年と希望」で日本共産党のいまを描いた西原孝至監督(42)が、新作映画「ナウ・アンド・ゼン」をつくりました。現在の出入国管理制度と100年前の関東大震災から植民地主義を問い直すドキュメンタリーです。「私たちは何を見ないことにしてきたのか、考え続けた」と語る西原さんに作品に込めた思い、憲法に託す希望を聞きました。
板倉三枝記者
映画にしよう、と思ったきっかけは2021年のウィシュマさん事件だったと言います。名古屋出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が体調悪化を訴えたにも関わらず、名古屋入管が病院での治療を認めず、亡くなった事件です。
「強い憤りを覚えました。日本の入管制度は収容期限に上限がなく、入管施設では07年以降、ウィシュマさんを含めて18人が病気や自殺で亡くなっています。自分も何かしなければ、と思いました」
一覧へ戻る