本土への避難計画「新しい戦前」
米軍辺野古新基地ができても米軍普天間基地が返ってこない―。米国防総省のそんな方針が明らかになり、大問題になっています。「話が違う」と語るのは元自民党県連会長の嘉数昇明(かかず・のりあき)さん(84)です。辺野古問題や沖縄戦の体験などについて話を聞きました。
前田泰孝記者
米軍普天間基地問題について政府は、普天間返還の「唯一の解決策」と30年言ってきました。今になって「辺野古が完成しても普天間基地に代わる長い滑走路が確保されない限り返還されない」という新たな説明が米軍から出始めて、「辺野古が唯一」ではなかったことが分かりました。話が違うといいたいですね。
この30年、普天間基地ではオスプレイが配備されるなど、米軍基地は整理・縮小どころか強化されています。米軍嘉手納基地でもパラシュート降下訓練が繰り返されています。結局、日本政府は沖縄県民の思いを理解していない。アメリカのいいなりになっていると思いました。
私は沖縄のきれいな海、ジュゴンの餌場となる藻場が埋め立てで失われることを望みません。辺野古の海を埋め立ててほしくはありません。
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