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日曜版  |  記事

AIをどうとらえ どう対応すべきか
「資本論講座」での志位議長の発言

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参加者からの質問に答える志位和夫議長=8月23日、京都市下京区

「新たな産業革命」(ローマ教皇レオ14世)といわれる人工知能(AI)の開発と普及が急速に進んでいます。他方、AIが人間の指示に背き、人間を欺いて行動する事例が相次ぐなど、AIの急速な発展に人間の制御が追い付かない事態が生まれています。AIをどうとらえ、どう対応すべきか。8月23日に京都市で開催された「資本論講座」(日本共産党京都府委員会と労働者後援会、民青同盟府委員会の共催)。参加者からの質問に答え日本共産党の志位和夫議長は、AIの技術には大きなメリット(利点)とともに「二つの深刻なリスク(危険)」があるとして「AIのリスクを阻止する国際的な協定を結ぶことは急務になっています」と語りました。そのポイントは…。

もしマルクスがAIを知ったら

 志位氏は「もしマルクスが生きていたら、AIという新しい技術の研究に徹底的に取り組んだと思う」と語りました。
 マルクスが生きた19世紀のイギリスは、産業革命のあとの時期で、機械制大工業が大発展をとげていた時代です。マルクスは『資本論草稿』を書き進めているさなかに、当時の最先端の技術--機械と大工業を徹底的に研究しました。その大研究の成果が『資本論』第一部の第13章「機械と大工業」に実ります。
 志位氏は「この章は、『資本論』の第一部の中でも一番長い章で、ものすごく豊かな内容がたくさん詰まった章になった」とのべました。
 マルクスは、資本主義のもとでの機械制大工業にマイナスとプラスの両面があると分析しました。マイナス面は、女性労働と子どもの労働、労働時間の延長、労働の強化、雇用の破壊などです。同時に、機械制大工業にまで発展すると、労働者の集団が力を合わせて生産を行うようになります。「こうして生産の社会化が進むなかに、マルクスは未来社会につながる要素を見いだしました」(志位氏)

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