スマホやアプリをどんな時に使ったか、書き出してみましょう
立教大学社会学部教授 木村忠正さん
くらし彩々
「気分転換にちょっとだけ」とスマホで動画やSNSを見ていたら数時間たっていた―多くの人に覚えがある経験です。立教大学社会学部教授の木村忠正さんは「スマホやアプリには、やめにくい仕組みがある」といいます。
日恵野香記者
―「少しだけ」のつもりでスマホを見始めても、つい長時間使ってしまいます。
スマホやアプリは、人間の心の癖を利用して、長く使いたくなるように設計されています。例えば、各アプリから届く通知は、私たちにスマホを手に取ってもらおうとするシグナルです。
動画やSNSには本やテレビ番組のような「終わり」がなく、次々に新しい内容が出てきます。人には、いつ得られるか分からない報酬に引かれる心理があります。疲れている時や不安な時ほど、家事や勉強など集中や努力が必要な行動よりも、気晴らしになることを選びやすいです。長時間見続けるのをやめられないのは個人の意志が弱いからではありません。
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