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日曜版  |  記事

しほ先生のここから保健室(13)
漁師になったリク

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イラスト・黒須高嶺

2年生になったリク。授業を抜け出しての廊下の散歩はずいぶん少なくなりましたが、保健室はリクの散歩コースにしっかり組み込まれています。海と魚が大好きなリクの、魚に関する知識と釣りの腕前は相当なものです。いつか自分の息子と一緒に釣りに行くのだと言います。熱っぽく語る彼の話に引き込まれて、ついつい授業サボりの片棒を担がされてしまいます。
 3年生になったリクは、選択授業の「作品講読」で「子どもの権利条約」について学びました。みんなで条文を読み合う時間が苦痛で抜け出してくることもありますが、私が「子どもの権利も知らないようでは立派なお父ちゃんになれません」と言うと、まずい!という顔をして戻っていきます。「これは大事!と思う条文を選ぶように」という教科担任の指示にリクが選んだのは、第2条「差別の禁止」、第12条「意見表明権」、そして、第28条「教育を受ける権利」でした。

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