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日曜版  |  記事

特集上映「映画監督 木村荘十二」
トーキー草創期から活躍 あふれる才気

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13日から。10月15、17、24日、11月5日は上映前後に映画研究者や専門家が解説・講演。一般1300円、高・大学・65歳以上1100円。国立映画アーカイブ(京橋駅1分)問い合わせ☎050(5541)8600(ハローダイヤル)

「木村監督がよみがえる」。東京の国立映画アーカイブでの特集「映画監督 木村荘十二(そとじ)」への思いです。戦前・戦後31本の木村作品の上映。数々の歴史的作品がありながら鑑賞の機会が無く今回は貴重な上映です。
 木村氏は1903年、東京生まれ。兄の影響で白樺派人道主義の「新しき村」に加わり映画界に進みました。帝国キネマ(後に新興キネマ)で30年に監督デビューしますが撮影所の労働争議をリードして解雇されます。
 ときは、日本映画が「活動写真」から「トーキー」に移る頃。新生のトーキー専門スタジオ「写真化学研究所」(略称P.C.L.)の監督として33年、モダンな第1回作「音楽喜劇 ほろよひ人生」を発表。エノケンと呼ばれた喜劇役者の大活躍。市井の人々の哀歓。斬新な村山知義脚本で前進座と組んだ代表作「新選組」など、同所が東宝映画に吸収合併される37年まで多彩な17作を監督しP.C.L.のけん引役に。

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