12日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国。チェコ、スロバキア。2時間11分。PG12
©Dawson films, Wandal production, Cesky rozhlas, Ceska televize, RTVS - Rozhlas a televizia Slovenska, Barrandov Studio, innogy
旧ソ連の支配に抗し、自主的な歩みを示した1968年の「プラハの春」。チェコスロバキアの歴史的事件に材を得た胸打つ劇映画です。
1967年、プラハ。幼い頃両親を失い、16歳の弟パーヤの面倒をみながら中央通信局で技術者として働くトマーシュ(ヴォイチェフ・ヴォドホツキー)は、通信局管轄下の国営ラジオ局国際報道部への異動を命じられます。報道部の動きを密告するためでした。背けば学生運動に関わっているパーヤの命も危ういと脅され、国家保安部(StB)につけねらわれます。
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