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日曜版  |  記事

話題の本 土と生命の46億年史 土と進化の謎に迫る 藤井一至著
人類の生存に関わる重要物質

当たり前に存在し、誰もがその手触りを知っている「土」。土の研究者である著者は「土」を“岩石が崩壊した「砂」と「粘土」、無数の微生物が生物遺体を分解した「腐植」の混合物である”と定義します。「人類は土を作ることができない」とも。分解時の化学反応式が分かっておらず、自然の営みで1センチメートルの土が作られるのに100~1000年かかるからです。
 火星や月には岩石が砕けた砂はありますが、土はなく、生物もいません。著者は、「土こそ私たちの生命と文明を生み出した基盤である」とのべます。

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