反対討論に立つ岩渕友議員=16日、参院予算委
岩渕議員が反対討論
2025年度補正予算が16日の参院本会議で、自民・維新の与党と、国民民主党、公明党などの賛成で成立しました。日本共産党、立憲民主党、れいわ新選組、参政党などは反対しました。
同補正予算は、消費税減税に背を向けたまま、物価高騰から暮らしを守り経済を立て直す太い柱もなく、米トランプ政権言いなりに過去最大の8472億円もの軍事費を盛り込んだ異常なもの。この補正予算に賛成した国民民主党と公明党は、高市政権の補完勢力としての立場を改めて示しました。
参院予算委員会では、共産党の岩渕友議員が反対討論。消費税とインボイスの廃止こそ行うべきであり、最低賃金引き上げの目標を投げ捨て、OTC類似薬(市販薬と同等の効能がある処方薬)の保険給付外しと、社会保障費、医療の抑制政策を進めることは重大だと指摘。生活保護費の違法な引き下げに対し、最高裁で勝訴した原告への謝罪と利用者全員への全額補償を求めました。過去最大の軍事費計上は暮らしも経済もつぶすものだと批判しました。
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