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日曜版  |  記事

健康らいふ 子どもの起立性調節障害(下)
つらさに寄り添い生活の工夫

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和歌山生協病院小児科医 佐藤洋一さん
 起立性調節障害(OD)の治療は、まず「身体の病気である」という正しい理解から始まります。前回でも述べた通り、この病気は循環器系の自律神経の調節不全が原因です。決して怠けているわけではありません。子どものつらさに寄り添いながら、症状と向き合っていくことが大切です。

生活上の工夫
 治療の基本は、次のような工夫・改善に取り組むことです。
▽水分・塩分摂取
 循環血液量を増やすため、水分は1日1・5~2リットル、塩分は1日10~12グラム程度が推奨されます。
▽起き上がり方
 寝た姿勢や座位から急に立ち上がらないようにしましょう。30秒以上かけてゆっくり立ち上がることが大切です。朝起きるときは、頭を下げたまま歩き始めると脳血流の低下を防げます。一度気分が悪くなると、回復に時間がかかります。
▽立っているときの工夫
 「足踏み」「つま先立ち」「足をクロスする」など、下肢を動かすことで起立中の血圧低下を予防できます。

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