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日曜版  |  記事

認知症の人に寄りそうコミュニケーション術
何度も同じことを聞かれる
本人の安心につながる声かけが大事

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マンガ・浅田アーサー(『マンガでわかる! 認知症の人が見ている世界』から)

理学療法士 川畑智さん
 認知症の人にどう接すればいいかわからないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。『マンガでわかる! 認知症の人が見ている世界』の著者で理学療法士の川畑智さんは、「認知症の人の行動には理由がある」といいます。どんな理由があるのか、安心につながる声かけのコツを、シリーズで紹介します。
 菅原久仁栄記者

 ―認知症の人に何度も同じことを聞かれ、つい怒ってしまったという人も多いようです。
 認知症で最も多いのが、アルツハイマー型認知症です。このタイプは、脳の海馬の萎縮から始まります。海馬は、脳に入ってきた情報を一時的に保持し、必要な情報を選び取る働きをしています。そのため、最初に「覚える」「覚え続ける」「思い出す」ことが苦手になります。
 普段、私たちは無意識に、いらなくなった情報を捨てて、新しい情報が入りやすいようにしています。認知症の人の場合、忘れることが苦手になり、不要になった情報まで抱え込んでしまうため、頭がいっぱいになっています。

不安を抱えて
 忘れてしまうことに対して、本人は常に不安な気持ちを抱えています。だから、頭の中に入れた情報は絶対に忘れたくない。何回も同じことを聞く背景には「家族や周囲の人に迷惑をかけたくない」「ちゃんと覚えていたい」という本人の強い思いがあることを知ってほしいですね。

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