スクープ 社会 人権・環境 経済・生活 政治 国際 お役立ち ひと・インタビュー くらし 芸能・文化 スポーツ レジャー 若者・子ども 連載 赤旗 科学 日本共産党
#日本共産党 #総選挙 #レシピ #イラン #トランプ #映画 #文学 #テレビ #憲法 #インタビュー

日曜版  |  記事

池辺晋一郎 名曲散歩(2) ベートーヴェン「3つの選帝侯ソナタ」
12歳ですでに“魂”の発露

メイン画像

絵・井桁裕子

ベートーヴェン・ファンは多い。何と言っても「第9」が一番、と言う人がいる。交響曲「運命」派も「田園」派も、ピアノ協奏曲「皇帝」派も、ヴァイオリンソナタ「春」が好きという人もいる。ほとんどの曲がコンサートやCDで聴けるし、楽譜も簡単に買える。
 ところが、今回この散歩の途上で紹介する曲を知っている人は、あまりいないだろう。
 「3つの選帝侯ソナタ」。知ってます?
 バッハの「平均律クラヴィーア曲集」をピアノ音楽の旧約聖書と呼ぶことがあるが、新約聖書に該当するのはベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタだ。
 「選帝侯ソナタ」は、ここに含まれていない。名曲解説書でも、よほど詳しい書でなければ、載っていない。にもかかわらず僕は、中学か高校生時代にこの曲にはまり、毎日のように弾いて遊んでいた。
 母の楽譜がピアノの上に積んであったが、母が弾くのはショパンやグリークのロマンチックな定番曲だったから「選帝侯ソナタ」には関心もなく、楽譜も持っていなかったと思う。
 僕がこの曲を知った経緯は、謎である。

購読申し込み

ログインする

前の記事 次の記事

一覧へ戻る