15日から東京・新宿ピカデリーほか全国公開。フランス・カナダ。102分
生まれつき足首から先が内側を向いた内反足と診断された、6人兄弟の末息子ロラン(ジョナタン・コエン)と、彼を守り支えた母エステル(レイラ・ベクティ)の物語。フランス国内で150万人以上を動員し、異例のロングランヒットとなったケン・スコット監督の作品です。ロラン・ペレーズによる自伝的小説を原作としています。
ロランは医師から歩行補助のためのギプス装着を勧められますが、エステルはこれを断固拒否。毎日祈りを捧(ささ)げながら解決策を求めて奔走します。自分の人生をかけて息子を歩けるようにし、最高の人生を送らせる。そう決意した母の愛には際限がなく、家族や周囲の人々を圧倒し、巻き込み、なかば呆(あき)れられながらも温かく受け入れられていきます。大人になったロランは自立して幸せな家庭を築きますが、そこには、いつまで“母の息子”でいなければならないのかという葛藤も生まれます。
一覧へ戻る