撮影・石塚康之
必死に逃げた少女の心 素直に感じて歌いたい
初演から30周年になるミュージカル座のミュージカル「ひめゆり」。太平洋戦争末期、“本土の捨て石”にされた沖縄で看護師として動員された「ひめゆり学徒隊」の悲劇を描きます。5度目の主演を務める、歌手で俳優のはいだしょうこさんに思いを聞きました。
横田和治記者
1945年3月、米軍の沖縄本島上陸が迫る中、15歳から19歳の女子生徒が篤志看護婦として従軍しました。主人公の学徒キミ(はいだ)は、教師から学校を捨てるか、最後まで戦い抜くか、同調圧力の中、決断を迫られます。県民の4人に1人が犠牲となった沖縄戦を生きるキミたちを全編、歌を通して伝えます。
「本当に体力と気力のいる作品で、公演後は毎回もう、これで最後だ、と思うほどです。でも今世界で戦争が行われ、日本もいつ起こるかわからないこの世の中で、もう一度届けたいと強く思いました」
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