グスタフ・マーラーが作曲した交響曲第8番は、一般的には「千人の交響曲」のニックネームで受け入れられている。大編成のオーケストラ、独唱陣、少年合唱団、通常の男声、女声合唱団等といった特別に膨大な演奏者らを要する事情から、この別称がついた。当交響曲が作曲された20世紀初頭のヨーロッパの音楽界では、こうしたマンモス的要素を受け入れるという状況が整っていたようである。
そのような大作交響曲を、今回、指揮者の佐渡裕が長年にわたって音楽監督を務めたトーンキュンストラー管弦楽団、および声楽陣らを率いて、ウィーンの演奏会でとりあげた。ここにご紹介するのは、その折にライヴ収録されたディスクである。
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