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日曜版  |  記事

金平茂紀のメディア日誌
サッカーW杯と衆院比例削減
一方的にルールを変更 少数派壊滅ねらう難癖

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めちゃくちゃにサッカーファンでもない僕でも、ワールドカップの試合は折にふれてテレビを見てしまった。おかげで一時、寝不足になった。サッカーの試合は実力の世界だから、見ている方も夢中になる。けれども言わずもがなの前提として、サッカーの試合にはルールがある。そのルールが、一方のチームにもろに有利なように勝手に変えられたりしたら、ズルいなぁ、汚いなぁと誰でも思うだろう。ところがそういう汚いなぁと思うことが現実に起きた。
 FIFA=国際サッカー連盟が7月5日、決勝トーナメント1回戦でレッドカードにより退場となったアメリカ代表のバログン選手について、次の試合の出場停止適用を1年間猶予すると発表した。えーっ? そんなのあり? 通常レッドカードで退場になった場合、次の試合は出場停止となる。バログン選手はアメリカチームの攻撃の中心選手だ。驚いたことに、このFIFA決定の発表前に、アメリカのトランプ大統領がFIFAの会長に電話して処分を見直すよう求めていた。FIFA発表を受けトランプ大統領は「正しい行動をとり、重大な不正を正したFIFAに感謝する」とSNSに投稿した。
 えーっ? そんなのあり? ズルいなぁ、汚いなぁ。さすがに米メディアもあきれたようで、トランプ大統領とFIFA会長との親密すぎる過去の関係の実態を報じていた(FIFAからトランプ大統領に平和賞などが贈呈された経緯など)。

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