10日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。イラク、アメリカ、カタール105分
1990年代、クウェートに侵攻したイラクへの国連の経済制裁が行われた頃。物資が窮乏する社会で必死で生き抜こうとする子どもたちが生き生きと映し出されます。
イラク南部の湿地帯で祖母と暮らす少女ラミア(バニーン・アハマド・ナーイフ)は9歳。小舟をこいで小学校に通います。大統領サダム・フセインが自分の誕生日を祝うことを国民に強制し、彼にささげるケーキを誰が作るかをくじ引きで決める日、当たったのはラミアでした。提出できなければ重い罰が。貧しいラミアにはケーキの材料はなく、祖母に告げると一緒に町に出かけることになります。
“相棒”のおんどりヒンディを連れ祖母と町に出たものの祖母の思いがけない考えを察知したラミア。祖母から逃れ誕生日までの2日間にケーキの材料を求めるべく、親友のサイード(サッジャード・モハンマド・カーセム)とまず砂糖を得ようとして…。
一覧へ戻る