樫山文枝さん 中津留章仁さん
撮影・石塚康之
劇団民藝が新作「証(あかし)」を上演します。出演する樫山文枝さん、作・演出の中津留章仁さんに魅力を聞きました。
大塚武治記者
祭り存続の危機
過疎の町の外れ。町民たちが300年以上続く祭りを続けるか否かを議論しています。幸子(樫山)は無関心でしたが、祭りの存続に奔走した幼なじみの遺志を知り、変わっていきます。そんな中、町を台風が襲い―。
地方切り捨ての国策の下、疲弊する町。それでも伝統の祭りと、一人ひとりが望む生き方を守ろうと模索する人を、中津留さんが故郷・大分の町をモデルに書きました。
中津留さんは「私も友達が次々と都会に出る中で故郷を離れました。それから何十年がたち、あんなに子どもの多かった町がここまで衰退するとは…。自分にも責任の一端があるのでは?という思いがあります」。
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