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日曜版  |  記事

大橋信(しん)選手 17歳驚異の世界新 アジア大会平泳ぎ200メートル
ひとかき、ひと蹴り 着実に推進力に
自分の頭で、自分に合う動き研究 ロス五輪へ自信

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競泳男子200メートル平泳ぎ決勝で世界新記録を出して喜ぶ大橋信選手=9月24日、東京アクアティクスセンター

シドニー五輪銅メダリスト 田中雅美さん

 競泳日本の17歳、大橋信選手が前人未到の快挙達成です。9月24日の愛知・名古屋アジア大会男子200メートル平泳ぎ決勝で、初の2分4秒台となる世界新記録を出しました。2000年シドニー五輪メドレーリレー銅メダリストでスポーツコメンテーターの田中雅美さんに聞きました。
 勝又秀人記者

 予想を上回る成長速度に驚いています。ここ数年のうちに世界のトップクラス入りを果たすと思っていたら、ロサンゼルス五輪を2年前に控えたこの時期に世界記録を塗り替えました。しかも、0秒65も更新しました。

「上を目指す」
 大橋選手は「このタイミングで(世界記録を)出せたということは、もっと上を目指して五輪で絶対に勝つ力をつけろという意味。すごい自信になった」と向上心をみなぎらせています。
 記録を出したレースは衝撃を与える泳ぎでした。スタミナがもつのか、心配になるほどのピッチの速さ。前半は1分を切る高速タイムで、最後の50メートルはひとかきも、ひと蹴りも空回りすることなく、泳ぎ切りました。
 身長169センチと小柄な大橋選手が、自分の体型に合った泳ぎを自分の頭で考えた成果でした。世界のトップスイマーたちの泳ぎをよく研究し、取り入れています。
 他人の泳ぎを自分の泳ぎにリンクさせて、試合で再現できるところまで仕上げるのは、なかなかできることではありません。日頃から意識高く取り組んでいる姿勢の表れです。

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