23日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。2時間4分
「アイドルが恋をすることは罪なのか?」―実際にあった「恋愛禁止」裁判に着想を得た深田晃司監督の最新作「恋愛裁判」が23日から全国で公開されます。深田監督に制作への思いを聞きました。
北野ひろみ記者
映画の主人公は、人気急上昇中のアイドルグループの山岡真衣(齊藤京子)です。彼女は偶然再会した同級生の間山敬(倉悠貴)と恋に落ちます。しかしグループの「恋愛禁止ルール」と自分の気持ちとの間で葛藤。ある事件をきっかけに「恋愛禁止条項違反」だとして事務所から敬とともに訴えられた真衣は、法廷で厳しい追及を受けることになります。
映画の着想は10年前。きっかけは元アイドルの女性に対して所属事務所が、「恋愛禁止」違反で損害賠償を求めた裁判記事を読んだことでした。
「アイドルが恋愛をしてはいけないという空気感があるのは自分も知っていました。むしろそれを当たり前のこととして受け取ってしまっていた。ただそれが契約書にまで書かれていて、裁判にまでなっていたのは衝撃で。これは人権問題じゃないかと。映画にすることで当たり前を見直すきっかけにできないか。人権やジェンダーバイアスという普遍的なテーマも表現できるかもしれないと思いました」
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