朝日新聞出版・2750円
本書は「日本パンダ保護協会」の設立20周年の記念誌である。パンダの置かれている現状を知るには格好の書である。
同協会は「パンダと自然保護をめざすボランティァ団体」として日中国交回復30周年に当たる2002年に設立。「中国ジャイアントパンダ保護研究センター」の窓口になり、絶滅が危惧されるパンダの生息環境を改善する活動を続けてきた。
同協会の黒柳徹子名誉会長は本書の巻頭で、パンダとの「運命」的な出会いにも触れた後、「パンダを守るということは、パンダの暮らし方、住んでいる場所を守ることです。今、住んでいる場所を徹底的に守ってあげることが一番です」と、訴える。
一覧へ戻る