松本まりかさん(撮影・石塚康之)
音楽教室に集まったおとな7人を描く、KAAT×城山羊の会「勝手に唾が出てくる甘さ」で弁護士の妻ミツコを演じます。
絶妙な間とズレで送る、シュールな会話劇です。
「台本がたまらなく面白いです。稽古がただただ楽しくて、セラピーみたい」
同会の芝居を初めて見たのは役がつかずに悩んでいた27歳の時。自分もこんな「演じない演技」ができたら…。思い切って会のオーディションを受け合格。その演技は連続ドラマ出演にもつながりました。今回は10年ぶりの同会出演です。
「せりふに導かれるように声や身体(仕草)がついてきます。演じる上で初めて自転車に乗れた!という感じ(笑)。苦悩した年月が今生きている気がします」
一覧へ戻る