日本維新の会の吉村洋文代表(中央)、藤田文武共同代表(その左)、高木佳保里総務会長(左端)ら党三役(日本維新の会のXから)
日曜版スクープ(11月2日号)で、公設第1秘書の会社への約2千万円の公金支出が、公金還流疑惑として大問題となっている「日本維新の会」の藤田文武共同代表。新たに、維新総務会長の高木佳保里参院議員(大阪選挙区)が、自身の政策秘書が代表などの会社へ約2726万円の公金を支出していたことが編集部の取材で判明しました。藤田氏と同じ公金還流の構図。維新内で、公設秘書の会社などに公金を支出する実態が広がっている可能性が出てきました。
取材班
高木氏の事務所がある大阪府堺市の「KAIJO第2ビル」の看板があるビル。そのビルの所有者は、不動産関連会社「Kaijo」(堺市)と関係が深い「堺上(かいじょう)グループホールディングス」(堺市、以下「堺上」)。高木事務所とは別のフロアに「堺上」と「グローバルキャリアデザイン」(堺市、「グローバル」)の事務所があります。
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