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日曜版  |  記事

免疫の不思議を知りたくて
ノーベル生理学・医学賞 坂口志文さん 大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授
小さな発見の積み重ねが前へ駆りたてる力になる

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撮影・橋爪拓治記者

人間の体は不思議なものです。病気(疫)から免れるための仕組み、「免疫」を生まれながらに備えています。病原体が体に侵入、「異物」と認識すれば、攻撃し排除しようとします。ところが、この免疫が「暴走」すると自分の体を攻撃することもあります。「自己免疫疾患」です。こうした複雑な免疫の仕組みを解明し、「制御性T細胞」を発見した坂口志文(しもん)氏(74)。2025年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。大阪大学免疫学フロンティア研究センターで坂口氏に聞きました。
 栗田敏夫記者

 中学生の時は、絵を描く仕事か彫刻家になりたいと思っているときもありました。高校に行き、大学進学を考えたときに、母親の系統がずっと江戸時代からの村医者というか、そういう家系でした。いとこたちもみんな医者になっていまして、医者という仕事に親近感があり、医学部を選びました。

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