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日曜版  |  記事

働いて働いて働いて働いて働いて 夫は過労死した
トラック運転手 過酷な実態
遺族の願いに逆行する高市首相

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亡くなったトラックドライバーの男性。亡くなる1カ月前に行った最後の家族旅行の写真(遺族提供)

「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)という言葉を捨てる。働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」と言い切った高市早苗首相。政権発足後、早々に行ったのが「労働時間規制の緩和」の検討指示です。残業時間の上限規制が導入された後も、過労死は増えています。遺族や長時間労働に苦しむ労働者から不安と批判の声があがっています。
 中川亮記者

 「『働いて働いて』といっていたら過労死はなくならない。過労死が増えているのは(規制を)ちゃんとしていないからでしょ。真剣にやってほしい」。札幌市近郊に住むMさん(70)は高市首相の言葉に憤ります。4年前にトラックドライバーの夫(当時64歳)が仕事中に倒れ、亡くなりました。
 男性は2022年5月11日午前4時半過ぎ、北海道網走市の漁港でホタテ稚貝の積み込みを始め、途中で突然倒れました。「いま心臓マッサージをしています」。会社から自宅に早朝かかってきた電話に大きなショックを受けた妻のMさんと娘のKさんは、親戚に車の運転を頼み、4時間以上かけて網走へ向かいました。途中、搬送先の病院から電話で「悲しいお知らせをしなければいけません」と告げられました。急性心臓死でした。

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