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日曜版  |  記事

労働時間短く見せるトラック業界の実態
積みおろしのための停車まで「休憩」判定
残業規制強化どころか緩和狙う高市政権

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亡くなったトラックドライバーの妻(左)と娘

1面のつづき 
 労働基準監督署は、トラックドライバーの男性の時間外労働は6カ月平均で約37時間と集計しました。これが事実なら、トラック業界で2024年4月に始まった上限規制の「原則月45時間」をも大きく下回ることになります。
 建交労の鈴木正明書記次長は「実際の労働時間を反映させず、ごまかしている」と指摘します。
 トラックドライバーの労働実態は過酷です。長距離運転や荷物の積みおろし、待機を繰り返し、「車中泊」は身動きがほとんどとれない車両内ベッドです。
 男性は網走の漁港で、一かご20~30キログラムというホタテ稚貝の荷台への積み込み作業などをしていたといいます。
 男性の会社では、トラックが10分以上停車すると自動的に「休憩」と記録される仕組みでした。そのため、荷物の搬入・搬出のための待機時間が「休憩時間」と記録されていました。鈴木さんの解析では、亡くなる前の1カ月間で「車中泊」を含めた時間外労働は計277時間にのぼります。鈴木さんは「荷待ちや荷積み・荷おろし作業時の停車も『休憩』と自動判定され、会社はそれを修正せずに労基署に提出している」と指摘します。

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