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日曜版  |  記事

AI(人工知能) 「味方」か「脅威」か
技術の進歩を生かすには社会自体の変革が必要
可能性を選択するのは人間

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メンタル・コミット・ロボットのパロ(筆者提供)

経済研究者 友寄英隆
 私たちの生活は、気づかないうちに、すでにAI(人工知能)と深く結びつけられはじめています。スマホの顔認証、カーナビの地図アプリの渋滞予測、買い物サイトのおすすめ表示。これらはすべて、IT大企業のインターネットを通じてAIが働いている結果です。では、このAIの可能性を、私たちはどう考えればよいのでしょうか。

翻訳や介護にも
 まずは利便性の側面です。AIは人間の能力を大きく広げる力を持っています。たとえば、外国旅行では、翻訳アプリが会話を助け、外国語の壁を越えた交流を可能にします。
 介護の現場では、AI移動支援ロボットの活用が始まっています。アザラシ型ロボットの「パロ」のように幼児の遊び相手になったり、独り暮らし高齢者の不安を和らげる例もあります。AIを利用した病状の診断なども進んでいます。こうしたAI技術は、生活の質を高め、社会を支える新しい道具となる可能性があります。

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