総選挙の結果を報告し、これからの決意を述べる田村智子委員長=9日、東京・新宿駅東口
8日投開票の総選挙(定数465)で自民党が3分の2を超える316議席を獲得しました。さっそく高市早苗首相は「国民に信任いただいた」として、「憲法改正の挑戦も進める」と宣言。戦後かつてない「戦争国家づくり」の危険性が生まれています。日本共産党の田村智子委員長は「危険な高市政権に断固立ち向かい、共同を広げ、国民の運動をつくるたたかいは、今日から始まっている」(9日)と街頭で訴えました。
高市首相は「高市早苗が総理大臣でいいのかを決める選挙」という一点で選挙戦を押し切り、「高市旋風」が吹き荒れました。多くの政党が「右へ右へ」の流れに迎合。野党第1党の立憲民主党が公明党に吸収され自民党政治に屈服したことは、右傾化の流れを加速しました。
多くの政党が高市政権に迎合・屈服する状況がつくられたことは、日本共産党にとって大きな逆風。日本共産党は現有8から4議席へ後退。「オール沖縄」でたたかった沖縄1区の赤嶺政賢氏は前回から得票数を伸ばしましたが、宝の議席を失いました。
自民党の比例得票率は36・7%。3分の2超の議席を獲得できたのは小選挙区制度による「虚構の多数」です。メディアも「『白紙委任』を意味しない。首相が政策の中身の具体的な説明から逃げ続けていた」(「朝日」9日付)と指摘。暮らしや平和の問題で高市政権は国民との深刻な矛盾を抱えたままです。
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