中学2年生までの私は、剣道とバスケットボールに夢中なスポーツ少女でした。そんな私がひょんなことから歌の世界に出合い、「オペラって何だろう?」と好奇心のままに作品を鑑賞する中で巡り合ったのが、歌劇「カルメン」でした。序曲が鳴り響いた瞬間、胸が高鳴る音楽に鳥肌が立ち、続いて現れたカルメンの圧倒的な存在感に、片時も目が離せなくなりました。観(み)終えたあと、「これがやりたい!」と強く確信したことを、今でも鮮明に覚えています。14歳の私の心を震わせ、オペラの道へと踏み出す決定的なきっかけとなった原点です。
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