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日曜版  |  記事

映画「恋愛裁判」が描くもの
理不尽なルールには憲法が盾になる
自分に誇れる生き方貫く勇気

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劇中のアイドルグループ「ハッピーファンファーレ」。中央が主演の齊藤京子さん。©2025「恋愛裁判」製作委員会

弁護士 伊藤和子
 「アイドルが恋をすることは罪なのか?」。この映画では、スターダムを駆け上がって夢をかなえたいと日夜奮闘するアイドルグループのメンバーが恋愛をし、所属事務所から損害賠償請求を受け、これに立ち向かう顛末(てんまつ)が描かれている。

アイドルの“掟”
 映画で描かれるエンタメ業界は決して奴隷的ではない。しかし、輝きを求めて、何者かになりたい、と懸命に生きる若い女性たちが、運営の指導に従順に従い、ファンの期待を裏切らないために業界の「掟(おきて)」を内面化せざるを得ない葛藤が、リアリティーをもって描かれている。
 主人公にも葛藤があった。しかし、商品よりも人間として生きることを決断してグループを離脱した結果、事務所から裁判を提起される。長い裁判、先の見えない生活、そんななかで会社側から提示された「和解」という解決。しかし、主人公は、後の世代が同じことに苦しまないよう闘って判決を勝ち取ることを選ぶ。彼女が新しく選任した弁護士は憲法13条の「幸福追求権」を援用した。「屈服」に「憲法」が鮮やかに対置された。

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