ロンドンの衣料品店で。返品手続きは日常のこと
小野浩子さん(大学講師)
イギリスに来たばかりの頃、日本人の先輩ママからこう言われました。「普通に返品ができるようになったら一人前よ」
日本にいたときは、返品をした記憶がほとんどありません。買って後悔しても、一度買ったものを返すことに申し訳なさや気まずさを感じていたからです。しかし、こちらでは返品はごく自然なことでした。
店によって多少の違いはありますが、多くは1カ月以内でタグが付いた状態であれば、レシートを提示すれば返品や交換が可能です。レジで「返品したいのですが」と言うと、商品を買うときとまったく同じように快く応じてくれ、気後れすることもありません。返品理由を記入する用紙には「サイズが合わない」「気が変わった」などの選択肢が書かれていて、そこから選ぶだけです。
返品が簡単なので、買うかどうか迷ったときや、試着する時間がないようなときは、いったん購入して、家で落ち着いて決められます。特に服などは家でゆっくり着て、返品するかどうかを決められるので、とても便利です。
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