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日曜版  |  記事

憲法今、言いたい 作家 あさのあつこさん 『No.6再会#3』5月に刊行
日々に根付いていた憲法
子どもの命を守りきる 声上げ続けて

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撮影・石塚康之

幅広い世代に親しまれてきた作家・あさのあつこさん。5月末には、近未来SF小説シリーズ『No.6再会』(講談社)の最新刊(#3)を出版します。物語を書くうちに「憲法の精神が、自分がのぞんでいる世界の柱になっていると気づいた」と話します。憲法への思いを聞きました。
 竹本恵子記者

 護憲、改憲に関し、言葉を尽くしたまっとうな議論が交わされることを支持します。表現、言論、そして個の想(おも)いを何より尊重し保障するのが憲法ですから。
 長い間、わたしたちは憲法に対し無関心すぎました。アメリカとイスラエルによるイラン攻撃によって、潮目が変わったかな、と感じています。圧倒的な軍事力を持つ国が支配を広げようとしたとき、どうなるのかを目の当たりにして多くの人が気付いたのでしょう。軍事力に頼っていては、平和は生み出せないのだと。
 憲法は国が戦争に向かおうとするとき大きなブレーキになる。日本の平和を守り得るのは、軍事力でなく憲法ではないか。それは、きれい事ではない。事実です。わたしたちの現実です。
 「戦争反対」「憲法守れ」と声を上げる人がたくさんいます。護憲を訴え続けてきた人ばかりではありません。それを超えた人びとです。
 わたしを含め、これまで、憲法にさほど関心のなかった人たちが、日本が戦争に巻き込まれるかもしれないというかつてない危機を前に、声を上げ始めたのです。憲法がわたしたちの日々に深く根付いていた証しでしょう。

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