由紀さおりさん(左)と安田祥子さん 撮影・石塚康之
姉妹で童謡コンサートを続けて40年。由紀さおりさんと安田祥子さんが15日、記念のベストアルバムをリリースします。華やぐ季節にぴったりのアルバムです。
大塚武治記者
「花」「われは海の子」「赤とんぼ」…。優しい音に包まれ、鮮やかな景色や懐かしい顔がよみがえるような童謡集です。
姉の安田さんはクラシックのソプラノ、妹の由紀さんは歌謡曲。歌唱法も違うのに、驚くほど絶妙なハーモニーです。
由紀さんは「姉は本来は、マイクがいらない人、私はマイクをこよなく愛する人(笑)。でも共にひばり児童合唱団で教わったから、童謡は理屈抜きに一つになれるんです」。
アルバム「『童謡コンサート40周年記念』ベスト40~日本の四季~」(ユニバーサルミュージック、税込3500円)のテーマは四季です。
由紀さんは「今“二季”になっているでしょ。もう歌の中にしかないのかもしれないけれど、季節の色合いや風情を残したい。それと親子の愛や動物への優しさね。子どもたちの柔らかな心にきゅっと吸い込んでほしくて、40年間、中学校、幼稚園などでも歌ってきました」。
安田さんも「『あめふり』の〈ぴっちぴっち ちゃっぷちゃっぷ…〉なんて、聴くだけで楽しいリズム。その中に、雨で困っているお友達に傘を貸してあげる優しい心を歌っている。そんな歌の裏側にある温かさや思いやりが、少しでも子どもの心に残ってくれたらいいなと思うんです」。
一覧へ戻る