文字読み上げ対応ページ
スクープ 社会 人権・環境 経済・生活 政治 国際 お役立ち ひと・インタビュー くらし 芸能・文化 スポーツ レジャー 若者・子ども 連載 赤旗 科学 日本共産党
#日本共産党 #高市政権 #憲法 #インタビュー #トランプ #映画 #音楽 #読書 #レシピ #風の色

日曜版  |  記事

読書(価格はすべて税込み) 不安の世代 スマホ・SNSが子どもと若者の心を蝕む理由 ジョナサン・ハイト著、西川由紀子訳
依存から守る四つの提言

メイン画像

草思社・3080円

2010年以降、アメリカの10代のうつ病は約2・5倍に急増した。同様の傾向は、英語圏以外の国々でも見られ、世界的な問題である。現代の若者が直面する苦悩の正体は何か。掌(てのひら)の中の小さなデバイスがいかにして人間を変容させたのか。膨大なデータからその深淵(しんえん)を明らかにしたのが、本書である。
 かつての子どもたちは、現実の遊び場でリスクとスリルを経験し、身体的な発達と社会性を育んできた。また、人間には「反脆弱(ぜいじゃく)性」という性質が備わっている。リスクや失敗という適度なストレスを経験してこそ、心身は健やかに成長する。
 だが、スマートフォンの普及による仮想世界で過ごす時間の増加と、リスクを徹底排除する「過保護な子育て」の代償として、子どもたちは精神的なレジリエンス(回復力)を失い、深刻なメンタルヘルスの悪化(不安症やうつ病の増加)を招いている。

購読申し込み

ログインする

前の記事 次の記事

一覧へ戻る