私が10歳で1型糖尿病を発症したとき、たくさんの人たちに自分と向き合ってもらいました。
家族、医療従事者の方、学校の先生や同級生、囲碁の先生やライバルたち。
そのときかけてもらったたくさんの言葉を、全部覚えているわけではありません。ただ、どんなふうに自分に向き合ってくれたかは、よく覚えています。家族は、病気によって変わった日々を一生懸命支えてくれました。私にとって大きかったのは、変わってしまった部分を受け入れてもらえたことです。一方で、家の外で出会う人たちには、特別に励まされたことよりも、いつも通り接してもらえたことの方を強く覚えています。
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