日本選手権男子100メートル平泳ぎ決勝で日本新記録をたたき出して優勝した大橋信選手=3月19日、東京アクアティクスセンター(時事)
競泳日本に新鋭の登場です。3月の日本選手権で平泳ぎの3種目制覇を果たし、100メートルで日本新記録を出した大橋信(しん)選手(17)。身長169センチの小柄な高校生スイマーが、世界に大きく羽ばたこうとしています。
勝又秀人記者
日本選手権は元世界記録保持者の渡辺一平選手(29)、2022年世界選手権銀メダリストの花車優(はなぐるま・ゆう)選手(26)らを押さえての3冠(50、100、200メートル)でした。
100メートルは58秒67で日本記録を8年ぶりに更新。一番得意とする200メートルは日本記録に0秒19届きませんでしたが、150メートルまで世界記録を上回るペースに会場が沸きました。
200メートルは異次元のレース展開でした。前半は前日に日本新記録を出した100メートルのタイムに迫る59秒台でターン。前半逃げ切り型の選手とはいえ、飛ばしに飛ばしました。
その狙いを振り返ります。
「(全力を出さず)普通に泳いでベスト(タイム)が出なかったら、何の収穫もないレースになっちゃう。いまは小さくまとまって現実を見過ぎてしまうと限界を感じてしまいます。自分が得意な前半から攻めるレースで次につなげられたら」
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