雪代すみれさん 藤木和子さん
くらし彩々
病気や障害のある人の兄弟姉妹のことを「きょうだい児」といいます。フリーライターの雪代すみれさんと弁護士の藤木和子さんは、きょうだい児の当事者として、インターネット上で「きょうだい児が充電するラジオ」を配信。恋愛や親子関係、職業選択など多様なテーマで体験や思いを語っています。
日恵野香記者
―どんな家庭で育ちましたか。
雪代 重度知的障害を伴う自閉症の弟がいます。5年前に弟のグループホーム入所を見届けて、今は家族と距離を取っています。
藤木 耳の聞こえない弟がいます。「あなたは障害がないんだから」と、父の仕事を継ぐなど長男の役割を背負わされ、重圧も感じました。今は家族と毎月会っています。
心に後ろめたさ
―子ども時代で印象に残っていることは。
藤木 「勉強ができるのは弟の耳を取っちゃったからじゃないの」などと親や周りから言われ「障害がない自分」に後ろめたさがありました。
雪代 弟に物を壊されたり、嫌なことをされたりしても「障害があるから仕方ないでしょ」と言われました。私の「NO」には意味がないのだと思い、本心を押し込めるようになりました。
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