米国とイランが「軍事作戦の即時・恒久的終結」など14項目の覚書に署名して17日に発効しました。両国は今後60日間かけて最終合意に向けた交渉をします。21~22日にはスイスでバンス米副大統領、ガリバフ・イラン国会議長らが出席し、パキスタンとカタールを仲介国として初の協議が行われました。米国とイランは▽ホルムズ海峡の開放の維持▽レバノンでの戦闘終結のための連絡網形成―に合意しました。
覚書は戦闘の「即時・恒久的終結」を定めた第1項で、主語を「米・イランと現戦争でのその同盟者」と規定。「終結」の対象は「レバノンを含む全戦線」だとしています。米国と一体でイランを侵攻したイスラエルは覚書に署名せず、17日以後もレバノンを攻撃しました。
イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは18日、新たな停戦合意を結びました。しかしイスラエルはレバノン南部を緩衝地帯として支配する意図を隠していません。覚書合意の実行は米国がイスラエルへの軍事支援停止などで戦闘停止を迫れるかにかかっています。
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