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日曜版  |  記事

喜劇「父よ!」プリエール制作 升毅さん
誰が世話する?悩める中年4兄弟
「ちょっと心温まります」

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撮影・石塚康之

母が逝き、田舎の実家で一人になった高齢の父をどうする。プリエールプロデュース「父よ!」(作・演出/田村孝裕)は悩める4兄弟の、笑えないけれど笑っちゃうホームコメディー。長男役の升毅(ます・たけし)さんに魅力を聞きました。
 大塚武治記者

 父の留守宅。中年の4兄弟が久々に集まり、誰が父を世話する?と話し合います。弟たちが当てにするのは長男・元司(升)。でも元司はのらりくらり。弟3人も拒み、各人の切実な事情がわかってきます。4人は民生委員の女性に、父の意外な日常と思いを聞き…。
 元司はまじめな元公務員。「長男の自分が全部背負わなければと思っているんですが、(母を介護してくれた)妻のことを若干、顧みない部分がある。それが蓄積され…。ここは自分と同じだ、いや違う、などいろいろに見られるのでは」と升さん。
 リストラや借金、離婚、かなわぬ役者の夢…。4人の人生は思うに任せません。苦みと笑いを手練の俳優陣が見せます。
 「深刻になりすぎないのが田村作品の魅力。兄弟が見えを張り合うところとか、読むだけでも面白い。見心地のいい、ちょっと心温まる作品になるんじゃないかな」

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