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日曜版  |  記事

経済これって何? 電気自動車の普及低迷
環境・雇用確保など総合対策必要

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電気自動車の充電場所の案内表示=東京都内

いま、化石燃料(石炭・石油)の消費削減や省エネのためにも、EV(電気自動車)の普及が求められています。しかし、EV販売比率の現状は、中国31%、欧州18%、米国6%に対し、日本はわずか2%です。(4月の資源エネルギー庁資料。マークラインズ株式会社調査)
 トヨタ自動車は、高級車EVの開発を中止しました。背景には、北米・欧州でのEV需要の減速などがあります。EV市場の成長鈍化と需要を精査し、採算性・競争力を徹底重視する戦略に移っています。米国ではEVでなく既存モデル・新型車の投入を進め、急成長の中国では現地企業との協業で競争力あるEVを生産・投入する、地域に合わせた戦略です。
 ホンダは2025年度決算で、上場以来初の赤字に転落しました。原因は、世界的なEV需要の減速と米国の政策変更(EV振興策の見直し)によって巨額のEV関連投資の減損処理をしたことです。これまでの脱ガソリン車戦略を見直し、一部EV開発の中止により2年間で約2兆5000億円規模のばく大な損失が発生しました。

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