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日曜版  |  記事

沖縄・普天間基地 苦情件数が3倍に
爆音 夜10時、両耳ふさぎ「戦争みたい」(8歳)
水源汚染 PFAS被害 県が健康調査

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住宅街に囲まれた米軍普天間基地=17日、沖縄県宜野湾市

8月27日告示の沖縄県知事選(9月13日投票)が目前です。大きな争点の一つは、名護市辺野古の米軍新基地建設と世界一危険といわれる米軍普天間基地(宜野湾市)の返還の問題。新基地建設が完全に行き詰まる中、政府・自民党が新基地建設を条件にしているため、肝心の普天間基地返還は30年実現していません。その結果、宜野湾市では2025年度の基地被害への苦情件数は3倍化。爆音、事故、PFAS(有機フッ素化合物)汚染が深刻です。市民からは、普天間基地の即時閉鎖・撤去、新基地反対を掲げる「オール沖縄」の玉城デニー県政継続に期待する声があがっています。
 前田泰孝記者

 宜野湾市の中心部に位置する普天間基地。25年度に市に寄せられた同基地の苦情件数は過去10年で最多の1134件(グラフ)で、24年度の341件から3倍以上に跳ね上がりました。
 日米両政府が普天間基地返還で合意したのは1996年です。95年の米兵による少女暴行事件で県民の怒りが爆発。この怒りを抑えようと翌年に同基地返還で合意したもので、「県内移設」が条件でした。政府・自民党が「移設」とした辺野古への新基地建設は、県民の反対世論という政治的問題と、建設予定地にある軟弱地盤という技術的問題に直面し、政府は返還期日すら示せません。
 米側は、新基地より「長い滑走路」を持つ民間空港の使用が認められなければ普天間基地は返還しないとも主張。「長い滑走路」として狙うのは那覇空港とみられています。

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