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日曜版  |  記事

銃後の日常、戦後のトラウマ描く2編『愛子さん』 中脇初枝さん
戦争の実体験聞いた以上は書くしかない
いまだ実現しない空襲被害者の補償

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撮影・渞忠之

作家の中脇初枝さんが、戦争を題材にした2編を収録の新作『愛子さん』を出しました。創作への思いを聞きました。
 金子徹記者

 表題作は大阪空襲、もう一編の「穴のなかの戦争」は横浜空襲がもたらしたものを描きます。
 「どちらもずいぶん前から書かなくてはと思っていました。戦後七十年に書いた長編『世界の果てのこどもたち』には、空襲の際に、同じ町内の子どもではないからと、主人公が防空壕(ごう)に入れてもらえない場面があります。空襲と防空壕については、もう一度向き合いたいという気持ちがありました」

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