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日曜版  |  記事

健康らいふ オーラルフレイル 予防と対策(上)
お口の衰えが社会的孤立にも

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利根歯科診療所所長 中澤桂一郎さん
 お茶や汁物でむせたり、滑舌が悪くて言葉が伝わりにくいことがありませんか。それは口周りの筋肉の衰えによる健康への“注意報”かもしれません。群馬県の利根保健生協理事で利根歯科診療所所長の中澤桂一郎医師に、オーラルフレイル(口腔=こうくう=虚弱)の予防と対策について聞きました。
 日恵野香記者

 「オーラルフレイル」とは英語で口腔機能の衰えのことです。全身の衰えにつながることが分かっています。

誤嚥性肺炎など
 歯みがきなどのケアをおろそかにすると、むし歯や歯周病などで痛みが出たり、歯を失うことにつながります。
 かむ力や舌の筋力が衰えると、食べる量が減り、栄養が偏って低栄養の状態に陥りやすくなります。口腔機能がさらに低下すると、嚥下(えんげ=食べ物などをのみ下す力)に障害が起こりやすくなり、食べこぼしたりむせたりすることが増えます。唾液や食べ物が細菌とともに肺に入り込むことで、誤嚥(ごえん)性肺炎を引き起こす危険もあります。
 また、滑舌が悪くなって会話にも不具合が出るようになると、人と話したり関わったりすることを避けがちになります。日常の活動範囲が狭くなり社会的に孤立するリスクも高まります。

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