消費税減税・インボイス廃止を訴える人たち=6月17日、衆院第2議員会館前
高市早苗首相は、食料品の消費税率(8%)を2027年4月から2年間だけ1%に引き下げる方針を表明しました(7月30日)。政府は減税方針を正式に決定し、秋に召集が見込まれる臨時国会に関連法案を提出する方針。自民党内でも反対意見が次々出ています。
高市首相は1月の記者会見で、2年間の食料品の消費税減税を「悲願」と発言。自民党は2月の総選挙で消費税減税の「検討加速」を公約しました。しかし、高市首相は、消費税減税の議論を社会保障国民会議(政府・与党と一部の野党で構成)に丸投げ。議論はまとまらず、減税は先送りされてきました。
具体的財源無し
高市首相が示した方針は次のようなものです。
―27年4月から2年間、食料品の消費税率を1%に引き下げる。27年6月以降、食料品の消費税率1%の範囲内で「所得に連動したきめ細かな給付」を先行導入する。
―29年4月に食料品の消費税率を1%から8%に引き上げ、「所得に連動したきめ細かな給付」を本格導入する。
消費税は1989年に3%で導入され、5%、8%、10%へ引き上げました。高市首相は「2年後には私が責任を持って確実に税率を元に戻す」と、一気に7%の大増税を宣言しました。
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