財務省は4日、2027年度一般会計予算の概算要求総額が143兆656億円になったと発表。過去最大を更新しました。新設の「強く豊かな日本」投資枠に要求上限を設けなかったこと、当初予算と補正予算を一体的に編成する方針にしたため大幅に膨張しました。26年度当初予算と25年度補正予算の合計額(140兆6126億円)との比較でも、約2・5兆円多くなっています。
「強く豊かな日本」投資枠は高市早苗政権の「成長戦略」を進める予算です。同戦略は財界が求める17の戦略分野に40年度までに官民合わせて370兆円の投資を行う計画で、官民の配分は決まっていません。仮に半分を官が支出すれば、毎年10兆円以上の支出増になります。過去、自民党政権は大企業支援として法人税減税などを中心に行ってきました。それを温存したまま、大企業に直接、巨額の予算を注ぎ込むことになります。今回の新たな投資枠への要求は各省庁合計で約12兆円です。
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