人生に夢を持ち、叶(かな)えるには計画や努力が必要だ、とは誰もが理解する通説です。しかし私の場合、10歳でサッカーを始めた時点で日本にも世界にもほぼ「女子サッカー」は存在しておらず。「無」からの始まりだったので未来への「計画」を立てることができませんでした。無を有に変える道のりで、今やるべきことをやる、学び、出会い、感じ、行動するということをひたすら実践してきました。
そうするうちに国内で女子サッカーリーグがスタート、初の女子W杯開催、初の五輪の正式種目と世界が開け、それをまた必死に追いかける日々を繰り返しました。私はこの幸運を不思議に思い、自分はきっと強運なんだ、たまたまその時代に生きたから、などと思っていたのです。ところが私の行動にはきちんとした理論が存在したのです。
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