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日曜版  |  記事

世界くらしダイアリー フィンランド編
森の“宝探し”は自由

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森でつんだビルベリー(Visit Finland提供)

堀内都喜子さん(ライター)
 夏のフィンランドの森に入ると、足元一面に広がる緑のじゅうたんの下から、小さな紺色の実がいくつも顔を出しています。手を伸ばしてつみ、そのまま口へ運ぶ。野生のブルーベリーともいわれるビルベリーならではの濃厚な甘酸っぱさが、口いっぱいに広がります。
 日本に住む私ですが、夏はフィンランドで過ごします。学生時代の友人やお世話になった人々を訪ねる“大切な里帰り”です。もう一つの楽しみが、森の恵みを享受することです。
 森は身近にあり、ビルベリーやクラウドベリー、秋にはリンゴンベリーも収穫できます。この時期、フィンランドの人は「今年はどれだけとった?」など、収穫量を自慢し合います。収穫したベリーはジャムにしたり、お菓子に使ったり。残りは巨大な冷凍庫に保存して、冬の間も味わいます。

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